起雲閣「洋館玉姫」左右対称の間

私の生まれ育った千代田区神田、ちなみに生家は錦町。 神田を冠する町名は32あり、JR神田からお茶の水、水道橋、東西線竹橋を囲むエリアがほぼ神田。そのエリアに当時は小学校が13校現在は4校、中学校が3校現在は1校、今ではオフィス街となっている町にもたくさんの住民が暮らしていました。 暮らしの基盤は「町内会」今でいう「自治会」、様々な行事が行われていましたが毎年夏には貸切バスを数台仕立て熱海へ。 それ以降も会社の懇親会他ご多分に漏れず熱海は身近な存在となっておりますが、今回初めて「起雲閣」を訪れました。 大正8年に別荘として築かれ、岩崎別荘、三井別荘とならび「熱海の三大別荘」と賞賛された名邸が基となり、日本を代表する文豪たちにも愛されてきました。 三人の所有者によって受け継がれてきた邸宅には、日本家屋の静かな美をたたえる和館と、日本・中国・欧州の様式を融合させた洋館が並び立ち、想像以上の深みを感じ取ることができました。 伊藤清
